- 2026.02.24
電力インフラの次世代ソリューション企業Ubicquiaに出資いたしました
丸の内イノベーションパートナーズは当社が運営するMarunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.(以下総称して「MIP」)を通じて、街灯や配電用変圧器等電力インフラの末端に設置するIoTデバイスを通じてスマート機能を付加、グリッド強靭化を推進するUbicquia, Inc.(以下「Ubicquia」)へ出資いたしました。
現在、世界中の配電網は資産の老朽化、頻発する異常気象、維持コストの上昇といった外的圧力に直面している一方で、街灯や配電用変圧器等末端インフラの多くは、スマート技術の導入が滞ったままとなっており、非効率なメンテナンスや未検出の故障頻発、更には配電容量の不透明化を招いています。それにより電力価格の上昇傾向は継続、また電力供給網の不安定化に繋がっており、リアルタイムのグリッド状況可視化を可能にするモニタリングのDX化及びメンテナンス効率化は、グリッド強靭化に向けた喫緊の課題となっています。
Ubicquiaはスマート街灯制御装置と変圧器モニタリングデバイス等の機器提供に留まらず、IoT機能やモニタリング・制御プラットフォームなどさまざまな付加価値を提供。既存インフラをスマートデバイスに進化させることで、街灯のエネルギー消費を約40%削減するほか、故障予測・検知の精度向上やメンテナンス計画の合理化を可能にしています。これらソリューションを通じて、Ubicquiaは顧客の運用コスト削減、グリッド信頼性の向上、インフラ管理の効率化をサポートしています。
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Ubicquia CEO Ian Aaronコメント:
「MIPは、電力網のエッジこそがレジリエンス・効率性の改善において最も効果が高い場所の一つであるという当社の信念を共有しています。今回の投資により、電力会社等顧客に対する当社の既存インフラのDX化(リアルタイムモニタリング・事前保全を通じた運用コストの削減等)支援を加速させることができます。MIPと共に、世界中の電力インフラのDX化を支援できることをとても嬉しく思います。」
MIP代表取締役CEO 兼 CIO 三好一郎コメント:
「Ubicquiaへの資本参画を通してパートナーとなれたことを嬉しく思っています。電力会社が保守運用コストを削減し、グリッドの信頼性を向上させる方法を模索する中で、既存の街灯や変圧器という資産をスマート化し、配電網末端の可視化を推進することは、グリッドを強化する最も迅速で経済効率性の高い方法の一つです。Ubicquiaのテクノロジーは、世界中のエネルギートランジションを支援するという我々の目的と合致しており、同社の更なる成長とグローバル展開を支援できることを楽しみにしています。」
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投資対象先のプレスリリースにつきましては、以下リンクよりご覧ください。
https://www.ubicquia.com/press-release/ubicquia-secures-series-d-funding