丸の内イノベーションパートナーズは、当社が運営するMarunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.（以下、総称して「MIP」）を通じて、米国ヴァージニア州に本社を置くビルエネルギーマネジメントシステム（以下、「BEMS」）の大手プロバイダーであるGridPoint, Inc.（以下「GridPoint」）に出資いたしました。GridPointは、顧客にハードウェア対応の最先端のSaaSプラットフォームソリューションを提供し、リアルタイムデータに基づく可視化、分析、制御を実現することで、顧客のエネルギー消費と運用を最適化し、脱炭素化を最大化する支援を行っています。

データセンターの需要増大、産業部門の電化、送電容量の限界などにより、電力消費量と価格の上昇傾向が今後も続くと予想されています。これらの要因により、運用コストの削減と持続可能性の目標達成におけるエネルギー効率化技術の重要性が高まり、BEMSへの関心が高まると予想されます。

今回の投資ラウンドで得た資金は、GridPointの技術プラットフォームの開発を継続し、拡大する顧客基盤をサポートするために使用されます。

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Mark Danzenbaker CEOコメント：
「MIPの目標と当社のミッションは完全に一致しています。今回の増資により、プラットフォームの改良を継続し、機能性をさらに高めることができます。これにより、対象とする業界での当社ソリューションの採用拡大が可能になります。データセンター、電力網、製造、AIへの投資、人口増加など、あらゆる面で電力網への需要が高まる中、当社は規模を拡大し、コスト上昇に対する効果的な救済策を提供し、電力網の回復力を高めていきます。この投資は、米国国内の顧客に大きな影響を与えるだけでなく、MIPがもたらす関係性は、GridPointにとって重要な国際市場を開拓する道筋を示すことにも役立つでしょう。」

MIP代表取締役CEO 兼 CIO　三好一郎コメント：
「電力需要が増加の一途をたどる中、効率的なBEMSは顧客や脱炭素化にとって非常に需要の高いものです。この分野をリードするGridPointに参画できることを大変嬉しく思います。今後もGridPointの成長を支援し、同社の成長と効率的なBEMSの普及に貢献してまいります。」

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投資対象先のプレスリリースにつきましては、以下リンクよりご覧ください。
https://www.gridpoint.com/news/gridpoint-raises-45m-in-strategic-funding-as-it-plans-international-expansion