当社は三菱商事をメインスポンサーとし、三菱UFJ銀行、Pavilion Private Equity 3社のジョイントベンチャーとして設立されたClimate Tech（気候テック）に投資するファンドの運用会社です。2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指して、脱炭素化の技術を持つスタートアップ企業を後押しするべく、グローバルに投資をしていきます。

当社が運用するMarunouchi Climate Tech Growth Fund L.P.（2023年4月設立）は、水素／アンモニア／SAF等の次世代エネルギー分野、太陽光／風力／水力／地熱等の再生可能エネルギー分野における新技術、バッテリーや蓄電関係、またゼロエミッションビルディング等の建設に用いられる鉄やセメント等の素材分野、そしてCCU／CCS／DAC等カーボンリサイクル関連分野のスタートアップといった幅広い気候テックを対象とし、これらの分野において先進的で有望な技術を持つスタートアップ企業に対し成長資金を提供しています。

脱炭素化技術の分野では多くの優れた技術が存在していますが、ネットゼロの実現にはそれらの技術が実際に生活の中で使われることが大切です。成長資金の提供によって有望な新技術の商業化を支援し、新興企業を成長軌道に乗せ、社会への実装を進めていくことが、弊社の役割と考えています。

我々は投資家の皆様、また協業を推進するパートナーの皆様とともにファンド事業を通じ、グローバルにビジネスを展開しようとするスタートアップ企業を支え、日本から世界の脱炭素化の実現を目指して参ります。

丸の内イノベーションパートナーズ株式会社

代表取締役CEO 兼 CIO

三好 一郎